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【南相馬市】外壁の塩害と対処法について解説（森藤）
2024.03.25
外壁塗装
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執筆者
南相馬市・相馬市・新地町・浪江町・双葉町・飯館村・葛尾村の皆様、こんにちは！
外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ南相馬店(郡山塗装)です。
今回のブログを執筆させていただく 外装劣化診断士の 森藤 です！
【目次】
1．はじめに
沿岸部で発生しやすい「塩害」
実は機械や農作物だけでなく、建物にも影響を与えています。
では、塩害によって外壁へどんな影響が出てしまうのか。
今回は、外壁劣化の原因となってしまう塩害について解説していきます！
2．塩害とは？
塩害とは、海水中の塩分が風に付着し運ばれることで発生します。
塩分は外壁に付着することによって、塗膜や外壁材の劣化を促進させてしまう効果があります。
主に南相馬市等の海沿いなど、沿岸地域で発生しやすい症状です。
一般的に金属は塩分に弱く、セラミックは強いといわれています。
しかし、塗膜は少なからず塩害の影響を受けるので、塩害のリスクが０になるわけではありません。
さらに厄介な点が、外壁材などの内部にあるものも腐食してしまうということです。
これは塩害の要因である「塩」の性質が原因です。
劣化して防水性を失っている外壁に付着していしまうと、塩が水に溶けた状態で内部まで侵入してしまいます。
これにより、内部の腐食が始まってしまいます。
塩害では、早めの対処がカギとなります。
3．塩害による症状
では、塩害による症状を解説していきます。
①塗膜の劣化
外壁に塩分が付着すると、最初に劣化するのが表面の塗膜です。
劣化すると塗膜の剥がれや防水性の低下が発生します。
進行すると外壁内部が腐食してしまうので、早めの対処が必要となります。
②外壁材の劣化
劣化した塗膜を放置していると、外壁の内部まで塩害の被害を受けてしまいます。
防水性の低下や剥がれてしまった塗膜から、水に溶けた塩が浸食し外壁材の劣化へ繋がります。
③金属の腐食（サビ）
金属は塩害に弱く、劣化が早く進みやすくなります。
腐食やサビの進行がとても早く、外壁同様、初期での対処が必要となります。
4．塩害の対処法
上記の３つは、早めの対処が必要です。
対処法の代表的なものとして、塗装が挙げられます。
というのも、フッ素塗料や無機塗料は塩害に強いといわれているためです。
フッ素塗料とは文字通り、フッ素が含まれている塗料になります。
有機塗料の中では最もグレードの高い塗料となり、耐用年数は15年以上です。
無機塗料とは、セラミック等の無機材を含んだ塗料になります。
耐用年数は18年～と、非常に高いです。
しかし、その分費用は高くなってしまいます。
ライフプランを考慮し、塗料を選ぶのがコツとなります。
また、塗装のメンテナンスは一般的に建築や前回塗装から10年と言われています。
しかし、塩害のある南相馬市などの沿岸地域では、2～3年前倒しで検討した方が良いでしょう。
外壁の劣化やメンテナンスの時期が知りたい方は、こちらの記事もオススメです！↓
5．まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、外壁の塩害と対処法について解説していきました。
塩害は、外壁内部まで浸食が進む前の早い段階での対処が必要です。
南相馬市等の沿岸地域では、建築や前回塗装から7～8年で塗装を検討した方が良いでしょう。
プロタイムズ南相馬店では、南相馬市などの相双地区で屋根・外壁塗装を行っている業者です。
塗装の他、屋根・外壁のカバー工法や葺き替え工法も行っております。
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