スタッフブログ

南相馬市・相馬市・新地町・浪江町・双葉町・飯館村・葛尾村の皆様、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ南相馬店(郡山塗装)です。

今回のブログを執筆させていただく お客様サポート係の 小針 です!

皆さんの家に”こんな訪問”されたことはございませんか?

「さっき外壁の状態を見たんですけど、劣化していますね~」

とご挨拶もなしに勝手に点検したり、

「今すぐ塗装しないと大変なことになりますね」

などと大げさに言って不安を煽るような言い方をする業者。

これ、詐欺です。

中でも、「今すぐに塗装した方が良い」と強引に点検をして、工事契約をするまで帰らない点検商法による詐欺は増えており、国民センターに多くの被害相談が寄せられています。

 

でも外壁塗装したいのにこういった詐欺に騙されないためにはどうしたら良いのか。悪質な手口とその対策をご紹介いたします。

「これって詐欺なの?」と悩まれる方、ぜひ参考にしていただき詐欺対策をしていきましょう。

 

外壁塗装の詐欺の手口

詐欺にはいろいろな手口があります。

1.代金をもらうと急に連絡が途絶える詐欺

外壁塗装の詐欺によくあるケースは、工事する前に外壁塗装の料金を支払ったら、業者と連絡が途絶えてしまった詐欺です。この手口は昔から存在しており、現在に至っても多くの被害が報告されています。

対策法

→詐欺かどうか疑うべき点は、工事の支払いは工事完了後に行われるか、です。

現在の一般的な外壁塗装業者は、全額を一括で請求はしません。もし前払いの支払い方法の業者が訪問してきたら、代金持ち逃げのリスクを避けるために一括前払いの業者とは契約しない方が良いでしょう。

外壁塗装業者に依頼する前に、インターネットで「塗装業者」を調べ、口コミ評価が良いか、実績のある業者に依頼することをおすすめします。

 

2.オリジナル塗料詐欺

塗装業者には、自社のPRのために「塗料メーカーと提携し、高品質なオリジナル塗料を使用して塗装をしています!」とアピールをして実際に使用する塗料は、普通の塗料という詐欺です。

しかし、実際にオリジナルな塗料を使用する業者が存在しますが、外壁塗装をお願いする消費者にとってオリジナル塗料を使用するメリットは、正直ほとんどありません。

対処法

→塗料選びに注意してみましょう。

現在、日本の外壁塗装業者が使用する塗料は、数百種類ありますが中でも三大メーカーと言われる企業は塗料の中でも高品質で信頼性が高く、豊富な製品がそろっています。

  • 日本ペイントホールディングス
  • 関西ペイント
  • エスケー化研

また、最近ではアステックペイントと呼ばれる塗料メーカーもあり、遮熱性能を持ち、高耐久性で長期間にわたって保護性能を発揮する塗料もあります。

塗料を選択する際には、具体的な用途や目的、予算を考慮して、自分の家に最適な製品を選ぶことが重要ですので、「オリジナル塗料だからよい塗装ができる!」という判断はしないようにしましょう。

 

3.塗装する回数を減らした詐欺

外壁塗装工事をする上でよくある詐欺は、塗料を塗る回数を減らす詐欺です。塗り回数を減らしてしまうと塗装したのに「塗膜の剥がれやひび割れ(早期劣化)」を引き起こす可能性があります。

なぜ塗り回数を減らすのか。業者は、塗り回数を減らすことで塗料の節約ができて、工期(工事の期間)も短縮することができるため、楽な工事をして儲けているのです。

しかし、そういったズルをしないか見張りたいものの、塗装工事は日中に行うため、お仕事や用事で外に出入りの多い方だと工事の様子をずっと見ることができませんよね…

対策法

→塗り回数を把握するために工事の進捗状況を写真で確認ができるかが重要です。外壁塗装業者が工事の進捗具合の分かる写真、工事過程の説明書きなどが記載された完了報告書をもらえる業者であるか聞きましょう。

信頼できる業者であれば、工事の進捗状況の報告はもちろん、こちらから要求しなくても自ら行ってくれます。業者と契約する前にどのような工事内容なのか、報告をしっかりできる業者なのか調べることが大切です。

 

あなたの家、詐欺に遭いやすいかも?!

外壁塗装の詐欺に遭わない為には、詐欺業者のターゲットにならないようにすることが大切です。実は、狙われやすい家の特徴があるのはご存じでしょうか。

1.外壁の汚れやひび割れが目立つお家

 

詐欺業者は、メンテナンスの行き届いていない家を狙います。

「お宅の外壁がかなり傷んでいるから塗装した方がいいですね~」

「今塗装するならお安く済みますよ~」

などとお客様へ近づき、「早く塗装してもらった方がいいのかな…」「安くできるならお願いしようかな」といった心理に付け込みます。

外壁のひび割れは、塗装だけでは意味がないケースがあります。

  • 高額な工事費用を支払って塗装したのに、ひびが割れていたところから雨漏りしてしまった
  • 塗装してから少ししかたっていないのにもう塗装が剥がれてしまった

今すぐ塗装が必要なのかどうか、複数の業者に点検をお願いして相見積もりを取ってから検討すると良いでしょう。比較してみると、ひび割れの補修を入れている業者補修を入れずに塗装をする業者など比較しやすくなります。

 

2.庭先の手入れがされていない、門扉やフェンスが壊れているお家

 

家全体が雑然として見えるお家=家のことに無頓着のように感じられるため、ターゲットにされやすいと考えられます。さらに大きな家に住んでいるのに手入れがされていないとわかれば、高額なリフォームを提供してくるかもしれません。

詐欺は、その「ゆるみ」を逃しません。普段から庭先などのお住まいのメンテナンスは怠らないようにしましょう。

 

外壁塗装の詐欺に遭わない対策をしよう!

年々手口が巧妙化し、現在でも被害が絶えない外壁塗装の詐欺。騙されないためには、正しい知識と対応を身につけておくことが大切です。

外壁塗装を勧める訪問業者が来た時、詐欺に騙されないための対策と注意点をご紹介します!

 

✅家に上げない

✅その場ですぐに契約しない

✅業者の情報が分かるもの名刺などをもらう

✅契約内容を細かく確認する

✅クーリング・オフ制度があるか確認する

✅複数社から相見積もりを取る

 

必ずしも訪問営業=詐欺とは限りません。しかし、その場で詐欺かそうではないかを見極めるのは非常に難しいでしょう。

詐欺から身を守る最も有効な対策は、業者を家に上げないことです。

インターホンがある場合は、対面することなくすぐに断ることがベストです。しかし万が一、家に入られてしまったら、相手の営業トークがヒートアップする前に「契約しません」とはっきり伝えて帰ってもらいましょう。

詐欺業者が契約するまで居座るようであれば、遠慮なく警察に通報してください。

 

また、クーリング・オフ制度のある契約内容であれば、工事の契約と結んだあとで「おかしいな、怪しいな、騙されたかもしれない」と気づいたり感じたりしたら、クーリング・オフ制度を利用して契約を解除することができます。

クーリング・オフ制度は、契約書面を受け取った日から起算日として、8日以内に契約を解除できる制度です。

例)2025年1月18日(土)に契約書を交わしたのであれば、2025年1月25日(土)までは契約を解除できるということです。

 

しかし、契約書面の記載内容に不備があれば、8日を過ぎてもクーリング・オフが適用される場合がありますし、クーリング・オフができる旨の記載がない・重要な事項が記載されていない場合になると消費者は、いつでもクーリング・オフすることが可能になります。

「クーリング・オフの期間は過ぎています」などと詐欺業者から契約解除を断られても、あきらめず直ちに国土交通大臣指定の相談窓口 ”住まいるダイヤル” へ相談することをお勧めします。

 

ご相談窓口は ”住まいるダイヤル” へ

住まいるダイヤルは、国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口で住宅に関する様々なご相談を、一級建築士の資格を有する相談員がお受けする窓口で相談可能です。

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