スタッフブログ
【南相馬市】スレート瓦の縁切り不良について(棚木)
2024.04.27
スタッフブログ
南相馬市・相馬市・新地町・浪江町・双葉町・飯館村・葛尾村の皆様、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ南相馬店(郡山塗装)です。
今回のブログを執筆させていただく 外装劣化診断士の 棚木 です!
今回は、スレート瓦の縁切り不良についてお伝えします。
スレート瓦の特徴
スレート瓦は、厚さが4.5mm、内容成分は85%がセメント、15%の石綿(アスベス
ト)で構成されています。
高度なコンクリート成形技術により、寸法精度が高く、施工性がよい特徴がありま
す。また、断熱性や耐震性にも優れ、デザインにも多様性がある建材です。主成分
がセメントのため、素材自体に防水性がなく、表面に塗装をしています。アクリル
樹脂塗装がされているものが多く、その耐久年数は5~7年です。
そのため、10年を経過するスレート屋根は防水性が切れて、色の変色、藻やコケの
発生などが多く見受けられます。
縁切り不良について
「縁切り」とは、瓦と瓦の隙間(小口)部分を塗料で埋めないようにカッターなどで切り、隙間を開ける作業です。スレート瓦と呼ばれる屋根材の場合、絶対に欠かすことのできない重要な工程です。
縁切り作業をせず、小口を塗料で埋めたままにした場合、
中に入った水や湿気を小口から逃がすことができず、
下の写真のように、小口に水が溜まってしまいます。
この小口に水が溜まった状態を放置すると、、、、
野地板から水が侵入し、雨漏りにつながります。
屋根はなかなか見ることができませんので、
もし、家を建てて10年以上なにもメンテナンスをしていない方は
専門業者さんにみてもらいましょう。
詳しく聞きたい!気になることがある!という方がいらっしゃいましたら、
是非、「プロタイムズ南相馬店」までご連絡ください。
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