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【南相馬市】見積りにある「付帯部」って何？塗装したほうがいいの？（齋藤）

2025.01.08

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南相馬市・相馬市・新地町・浪江町・双葉町・飯館村・葛尾村の皆様、こんにちは！

外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ南相馬店(郡山塗装)です。

今回のブログを執筆させていただく　外装劣化診断士の　齋藤　です！

　外壁塗装や屋根塗装の見積書に「付帯部」という記載を見たことはありませんか？「よくわからないけど業者に任せれば大丈夫だろう」と思って進むと、施工後にトラブルになることも少なくありません。満足のいく塗装工事を実現するために、付帯部とは何か、そして塗装が必要かどうかを知っておく必要があります。

今回は、そんな『付帯部塗装』についてお話してみたいと思います。

付帯部とは？

　付帯部とは、屋根や外壁以外の住宅外装部分のことです。住宅は屋根と外壁だけでなく、様々な部材が組み合わさって出来ています。

具体的な付帯部の例

雨樋（あまどい）
雨戸、シャッターボックス
軒天井（のきてんじょう）
鼻隠し、破風板（はふいた）
笠木、水切り、霧除け庇（きりよけひさし）
換気フード、玄関ドア、ポスト

見積書に「付帯部塗装」や「付帯部一式」と記載されている場合は、具体的にどの部分を塗装するのか業者に確認しましょう。

　工事が終わってから「この部分も塗装してくれると思った」とトラブルにならないよう、事前に見積もりの段階で「付帯部とは、具体的にどの部分を塗装してもらえるのか」と確認しておきましょう。

なお、提出されたお見積書に「どの部分を塗装するか」具体的に記載する業者もいます。

しかし、どの部分を塗装するのか記載しない業者もいるので、その際は絶対に確認しておきましょう。

どの付帯部を塗装されるか知っておくことで、後々トラブルを未然に防げます。

付帯部も塗装するべき理由

1. 美観を保つ

　屋根や外壁だけがピカピカになっても、付帯部が汚れていると住宅全体が古びた印象になります。付帯部も一緒に塗装することで、家全体の美観が向上します。

2. 部材の耐久性を高めるため

　付帯部も屋根や外壁と同じように、紫外線や雨風の影響を受けます。塗膜が剥がれたり、以下のような問題が発生する可能性があります。

雨漏りのリスク：破風板鼻隠しが劣化すると、そこから雨水が侵入します。
害獣の襲来：軒天井の隙間から小動物が住み着く。
腐食やサビの進行：木部が腐食したり、鉄部が錆びることで大掛かりな補修が必要になることも。

　また、付帯部の劣化を放置すると部材が使えなくなり、交換工事になります。交換費用は塗装費用よりも高額になることが多いため、早めのメンテナンスが重要です。

3. 足場代を節約できる

　外壁や屋根の塗装には足場が必要です。30～40坪程度の住宅で足場代は20～25万円ほどかかります。外壁や屋根の塗装ついでに付帯部を塗装すれば、足場を再利用できるため工事代金を抑えられます。塗装工事の都度、足場を組み立てていては大変な金額になります。玄関ドアのような低い場所の付帯部塗装なら足場は必要はないのですが、軒天井、雨樋などの高所の作業は足場を組まなければなりません。

　その為、付帯部はできるだけ一緒に塗装することでお住まいのメンテナンスにかかるトータルコストを最大限抑えられます。