スタッフブログ

南相馬市・相馬市・新地町・浪江町・双葉町・飯館村・葛尾村の皆様、こんにちは！

外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ南相馬店(郡山塗装)です。

今回のブログを執筆させていただく　外装劣化診断士の　棚木　です！

　

住宅の中でも、屋根はいろいろなダメージを受けやすい場所のひとつです。雨や雪、風、紫外線などの影響を毎日受け続けるため、屋根の仕上げ材や下地は少しずつ劣化が進んでいきます。

そこで、どのような劣化や修理があるのか、屋根修理での補助金はでるのか。
詳しくお伝えいたします！

　

＜屋根の書類と劣化症状＞

屋根材は多くの種類が存在しますが、現在日本で多く使われているのが、
スレート屋根、金属屋根、瓦屋根です。
今回は、この3書類の屋根材についてお話いたします。

　

「スレート屋根」
スレート屋根はセメントをベースとした厚さ5㎜程度の薄い板状の屋根材です。屋根の小屋組みの上に野地板（のじいた）と呼ばれる構造用合板を設置し、防水紙（ルーフィング）を張った上に重ねながら固定し仕上げます。軽量で安価、工期短縮といった利点があります。
しかし、経年劣化によってひび割れや反りなどが起こりやすい屋根材です。
劣化を修理せず、そのままにしてしまうと、下地に雨水が染み込み、雨漏れの原因になります。
雨漏りしてしまうと、屋根の葺き替えやカバー工事といった高額な修理になってしまいますので、
そうなる前に修理をしましょう。

※スレート屋根の下地処理の様子です↑

　

「金属屋根」
メッキ鋼板、トタン、ガリバリウム鋼板といった種類があり、軽量で耐震性に優れています。
しかし、建材の厚さが0.3㎜と言われています。
錆が発生してしまうと、薄い金属屋根は早いスピードで穴が空いてしまいます。
そうなる前に修理を行いましょう。
修理するうえで必要なのは「下地処理」です。
いかに錆の進行を止められるかが大切になります。
業者に修理を依頼する際は「下地処理」の項目を確認しましょう！

※金属屋根が錆びてしまった写真です↑

　

【ケレン作業（錆や苔などを剥がす）】

　

【錆転換剤塗布（錆の進行を止める塗料】

　

「瓦屋根」
瓦屋根の種類は大きく3つあります。
粘土瓦、セメント瓦、コンクリート瓦になります。
粘土などの不燃材料でできているため、熱にも寒さにも強く、
環境の変化に左右されないのが特徴です。
しかし建材自体が非常に重いため、耐震性には優れていません。
1㎡での重さは45～60kgとなっていて、
金属屋根と比べて8～10倍の重さです。
劣化症状としましては、地震でのひび割れやずれです。
放置すると瓦が落ちてくることもあります。
瓦の下地が割れていないか、棟瓦がずれていないかを修理する際に必ず確認しましょう。

　

　

「補助金について」
現在、南相馬市では屋根耐風改修事業補助金がございます。
建築物の所有者が行う、瓦屋根の全面葺き替えに要する費用の一部を補助しています。
※補修（部分修理）は補助金の対象外になります。
地震の影響で瓦自体がﾀﾞﾒになってしまうケースがほとんどです。
屋根材の痛み具合によって修理なのか葺き替えなのかが変わってきます。
どうすればいいのかわからないという方は、
まずは近くの業者にみてもらい、どのような修理が最善なのかを判断しましょう。

　　

屋根を見てほしい、補助金について教えてほしいなど
ご要望がございましたらプロタイムズ南相馬店までご連絡ください！

　

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